【息栖神社】1000年湧き続ける井戸は日本三大霊泉のパワースポット

息栖神社

強力な開運パワーを持つ神社

息栖神社は2000年以上の歴史をもち、鹿島神宮、香取神宮とともに東国三社の一つと称され、松尾芭蕉など多くの文人墨客が訪れました。水上交通が盛んな頃は息栖河岸とともに、まちの賑わいを創り出してきました。東国三社詣やパワースポット巡りブームとともに、人気漫画を実写化した映画「弱虫ペダル」のロケ地に選ばれたり、人気のテレビ番組である日立「世界ふしぎ発見!」では、湘南乃風SHOCK EYEさんがミステリーハンターとして神秘的な神社の魅力を紹介したりと、メディアに取り上げられることも多く、息栖神社への注目が集まっています。

息栖神社とは

息栖神社

息栖神社(茨城県神栖市)は、鹿島神宮、香取神宮とともに古くから信仰を集めてきました。

岐神(くなどのかみ・路の神・井戸の神)を主神とし、相殿に天鳥船神(あめのとりふねのかみ。交通守護の神)、住吉三神(海上守護の神)を祀っています。鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神(タケミカヅチノカミ)と香取神社のご祭神、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)が国護りの平定のため、東国に向かう御先導をつとめられたのは、相殿神である天鳥船神(あめのとりふねのかみ)とされています。

この一帯は水郷と呼ばれていて、利根川、霞ケ浦、北浦などを水を中心とした中心とした土地でもあります。江戸時代に水運が盛んになり利根川は物資の輸送だけでなく、東国三社の参拝者にも大いに利用されとされています。

また天皇陛下の勅使をお迎えして行われる、鹿島神宮最大の祭典「御船祭」では鹿島神宮からの大船団とともに御神輿が、香取神宮の御祭神と水上での出会いを息栖神社の船が先導して行きます。

東国三社のつながりを感じる事ができる12年に一度の祭典は、古くから言い伝えられた世界をそのままに、儀式を目の辺りにする事ができます。

スポット情報

住所:茨城県神栖市息栖2882

アクセス:JR総武線(成田廻り) 小見川駅下車、タクシーで10分

営業時間:午前8時30分~午後4時(社務所開設時間)、午前9時~午後3時30分(御朱印受付時間)

息栖神社のご利益

息栖神社_社殿

古くから国史にも見える息栖神社は、国史書の「三大実録」に書かれている「於岐都説神社」が今の息栖神社とされています。

主祭神である「久那斗神(くなどのかみ)」(※岐神とも書く)は、鹿島、香取の二柱の先頭に立ち、国の経営にあたられたほどの神様で、井戸の神様とも云われています。天鳥船神(交通守護の神)に加え、住吉三神(海上守護の神)が祀られている事から、そのご利益は厄除招福交通守護とされています。

鹿島神宮と香取神宮と大きさは違いますが、歴史が深く2000年以上と記されています。大同2年(807)に現在の神栖に移転したとされています。俳聖と謳われた松尾芭蕉はここで句を残しました。『この里は気吹戸主の風寒し』いざなぎの尊が、黄泉の国から戻った時、筑紫日向の橋の小門で、身体を洗い汚いものと汚れたもの(罪や穢れ)を、すっかりそそぎ落し、浄め流した。その流れの中から生まれたのが気吹戸主(息栖神社祭神)で、清浄化・生々発展・蘇生回復の神であるとされています。この云われにあやかり、この神域に身をひたしていると、身も心も洗い浄められて、何の迷いも曇りもわだかまりもなくなり、体の中を風が吹き抜けるほど透き通って、寒くなるくらいといった意味だそうです。

息栖神社の見どころ・おすすめポイント

忍潮井(おしおい)

利根川沿いの一の鳥居の根元に、二つの忍潮井(おしおい)と呼ばれる井戸があります。この一帯がまだ海だった頃から、海水を押しのけ真水が沸き続けている、潮を押しのける忍潮井(おしおい)と言いました。

伊勢の明星井、伏見の直井とともに日本三霊泉の一つに数えられます。井戸の底には男瓶・女瓶と呼ばれる物があり、のぞいて見てハッキリ見える事ができれば幸運が訪れるとされています。また女瓶の水を男性に、男瓶の水を女性が飲むと縁結びのご利益があるとも言い伝えがあります。現在では直接水を飲むことはできませんが、境内の奥にある湧き水は、忍潮井と同じ清水で、お水取りをすることができます。

息栖神社

御神木は樹齢約1000年の夫婦杉

息栖神社の境内には四季折々の木々が静かに向かえてくれます。4月は御衣黄(ギョイコウ)にかわいらしい花が咲きます。那岐(ナギ)の木は「風がやんで海が静まること=凪(なぎ)」に通じ穏やかにすべてが円満に収まるようにと伝えられています、また和ぎ(なぎ)の意味合いで、その葉は縦方向に引っ張っても容易に裂けないことから、古くから夫婦円満や縁結びのお守りとされていました。利根川を行き来する船人からは多くの樹木が目印となっており息栖の森と呼ばれていたそうです。社殿の左側には樹齢約1000年の御神木があります。2つの幹が途中から分かれ、また寄り添って見える事から夫婦杉とも呼ばれています。また右側の参道には招霊木(おがたまのき)があり、岐神を招いている事から、ご参拝の際はご利益を授かるかも知れません。

力比べで持ち上げる「力石」

力石

鹿島神宮と香取神宮には要石がありますが、息栖神社には力石と呼ばれているものがあります。この力石の看板には、(この力石は春秋の祭り、夏の昼休み、夕涼みがてらに集った若者たちの力競べに用いられたもので外にも幾つかの小振りな石があり、それぞれに手頃の石に挑戦し体力を誇り練り自信を深め最後に、この石を高々と差し上げた者が力の王者としての栄誉を受けたと云われている。

野趣に満ちた極めて素朴な競ではあるが社の中で行われるだけに神と人間とが一体となって体力と気力の発散に汗みどろになって喜ぶさまが偲ばれる。現代人には程遠くなった祖先たちの青春時代の遺物の一つである。)とあります。なお、この石の一つ(右側の50貫余)は対岸の侠客、笹川の茂蔵が自らの力を試すために使われ奉納されたものと伝えられ「茂蔵の力石」とも云われている。若者達の青春の一場面が感じられる場となっています。

稲荷神社

赤い布でほおかむりをした狐がずらりと並んでいます。

息栖神社_稲荷神社

手水舎

参拝の前にここで清めましょう。

手水舎

招霊(おがたま)の木

招霊の木

幸運をもたらす樹の代表格。精霊が宿る木に近寄ってパワーをいただきましょう。

「御朱印(ごしゅいん)」

御朱印は参拝した方には、御朱印張に押印がもらう事が出来ます。各種独特のデザインで楽しむ事ができます。御朱印帳には御朱印を受けた日付や神社名が記載されており、その証明書として大切に保管します。そこに参拝したという証と、より一層の特別感を感じることができます。

鹿島アントラーズ御朱印帳

「大願成就」のお守り

東国三社には共通のお守りの「大願成就」のお守り(800円)があります。 本体は東国1位という意味もあるそうで“イチイ”の木で出来ているとの事です。三社とも共通になっており、三角柱の形をしたお守りで三角の各面にそれぞれの丸い半立体シール(300円)を貼り付ける事で三社めぐりの完成となります。三社のどこでも購入できるので一つづつ埋めて行くと良いので、最初に参拝した場所で購入するのが良いです。

東国三社お守り

息栖神社の基本情報

所在地 〒314-0133 茨城県神栖市息栖2882
問合せ先 TEL : 0299-92-2300
御朱印受付時間 9:00~16:00
社務所開設 8:30~16:00
※営業時間は公式ホームページにて最新情報をご確認ください。
息栖神社の案内図

息栖神社へのアクセス・駐車場情報

高速バスで行く場合

JR東京駅八重洲南口より高速バスかしま号(鹿島神宮駅行き)で1時間30分、「鹿島セントラルホテル」停留所下車

料金片道2100円 所要時間:約1時間30分
停留所を降車しタクシーで7分、または徒歩約40分
※最短10分間隔で運行、東京からのアクセスに大変便利です。

電車で行く場合

JR総武線(成田廻り) 小見川駅下車、タクシーで10分

JR鹿島線 鹿島神宮駅または潮来駅下車、タクシーで20分

駐車場:無料

息栖神社 境内脇

  • 普通車50台
  • 大型バス4台

息栖神社(東国三社巡り)におすすめのホテル

トータルステイInn神栖は、東国三社巡りの拠点としてご利用いただける無駄な設備を省いたリーズナブルなホテルです。お一人でも、ご友人と一緒でも是非お気軽にご利用ください。

伊勢神宮にも匹敵する関東最強パワースポット東国三社

東国三社の位置関係を地図で見ると、ほぼ二等辺三角形になっています。
この謎のトライアングルゾーンでは不思議なことが起こったり、”夢を実現するためのパワーをもらえる”という噂です。

東国三社巡りへ

「東国三社(とうごくさんしゃ)」とは、茨城県にある「鹿島神宮」と「息栖(いきす)神社」、千葉県にある「香取神宮」の三社をまとめた呼び名です。この三社の位置を結ぶと直角二等辺三角形になり、そのトライアングルエリア内には強力なパワーが存在し、関東最強のパワースポットと呼ばれています。

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鹿島臨海工業地帯

鹿島臨海工業地帯

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日本生産量日本一の神栖市のピーマン

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神栖市は、ピーマン生産量が日本一!新鮮で美味しいピーマンをアレンジしたスイーツやお土産も。苦味と香りがソフトクリームのまろやかな生乳とマッチした「ピーマンソフト」や、水飴にピーマンを練り込んだキャンディー「ピーキャン」、神栖市産の米粉を使用した神栖菓子組合が力を結集して完成させた「ぴーまんサブレ」も!